夏の脂肌、冬の乾燥肌。日々の保湿で安定的な美肌を
四季が明確に分かれている日本では、季節によって温度、湿度、紫外線の量が異なります。
一般的には夏は紫外線の量が多く、冬は少ないと言われていますね。
しかし、冬の少ない紫外線の照射量であっても、肌を老化させるには十分です。
大切なのは、1年を通して保湿を怠らないこと。
しっかりと日々スキンケアを行えば、夏の脂性肌にも、冬の乾燥肌にも悩まされることもなくなります。
紫外線の量は夏が多いが……
6月〜9月は夏日が続き、紫外線の量も当然1年の中で最も多い時期となります。
対して12月〜2月の冬の時期は、夏と比べると約3分の1程度。
しかし、長時間外に出ていれば、シミやシワをつくることもあります。
また、冬は肌も乾燥しやすく、防御膜が薄いので、それだけ紫外線を体内に取り込みやすいと言えます。
故に、冬だからUVカットクリームをつけないというのは大きな間違い。
むしろ、冬だからこそ、紫外線対策をするべきだと言えます。
1年を通して安定的な保湿を
紫外線、シミ、シワ、老化の対策として最も効果があるのは『保湿』。
しかし、夏場は脂性になりやすく、また、汗でべたつくので乳液やクリームはなかなか手が出しづらいですね。
そんなときは、美容液を水溶性にしたり、クリームの変わりにUVカットクリームをつけるのがおすすめです。
乳液にUVカットが含まれているものもありますが、PAと呼ばれる紫外線を遮断する力がどれも弱いので、真夏の時期はこれだけでは足りません。
ただし、寝る前は乳液とクリーム双方ともしっかりとつけて、保湿をしてあげましょう。
夏日は冷房をつけっぱなしで寝てしまうこともあるかと思います。
これは想像以上に肌を乾燥させて、乾燥肌を作る原因になります。
冬はUVカットが含まれているクリームもしくは乳液で紫外線対策を行いましょう。
また、太陽が出ている日は帽子やマスクをして、なるばく肌を隠すのも効果的です。
どんな肌体質の方も、1年を通して保湿化粧品が必要ない日はありませんが、季節によって化粧品や量を変えてみたりと、一工夫することは大切なポイントとなります。