保湿化粧水の賢い選び方

メーカーが悩むのは「保湿成分」ではなく『保湿の浸透方法』

当サイトでは、『保湿』こそが美肌になるための最も重要なポイントということをご説明しております。
「自分は肌は潤っていると思う」
「私は乾燥肌ではない」
そう仰る方も、「本当に肌の奥の真皮層まで潤っていると言えますか?」という問いには首をかしげることかと思います。

 

潜在的な肌の砂漠化に要注意

肌を手で触ってみたら、すべすべで弾力がある女性も、もしかしたら真皮層では着々と肌の砂漠化が進行しているかもしれません。
どんな美貌の持ち主でも、年齢を重ねていけばセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、ビタミンCといった美容成分は確実に減少の一途を辿ります。
若いうちはまだそれに気づかないため、基礎化粧をおろそかにしてしまいがちです。
しかし、肌の砂漠化が肌表面で確認できるようになっては、すでに手遅れと言えます。
肌の砂漠化は、シワ、シミ、たるみ、毛穴の開き、キメの荒さ、くすみ、目の下のクマ、ほうれい線となって表れます。
どんな小さなシワやシミも、一度発生してしまうと、消すのは困難かつ時間がかかりますね。
まだ肌トラブルが起きていない方でも、20代を境に、将来起こりうる肌トラブルを想定した方がよさそうです。

 

保湿成分は決め手にならない

基礎化粧品を選ぶ際に、注意深く確認して欲しいのが保湿に関してです。
「どんな保湿成分がおすすめなの?」
とよく質問されますが、実はこれといったおすすめの成分はありません。
まず、保湿成分はこの世界に数え切れない程存在します。
例えば、当サイトで紹介している『ライスフォース』は、発酵・熟成させた白米の麹菌を保湿成分として使っています。
『つつむ』と『ヒフミド』、『米肌』はセラミド、『アヤナスディセンシア』はセラミドに加えて天然植物を保湿成分として含んでいます。
ほかにもコラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンCなどさまざまありますね。
しかし、どんな有効な保湿成分であろうと、肌に浸透しなければ効果はありません。
保湿成分がどのくらい肌に浸透できるのか。それこそが、化粧品を選ぶ上でとても大切なポイントとなるのです。

 

技術革新が続いているが……

保湿成分を何とかして肌の奥まで染みこませたい。
そう考えて、メーカーの研究開発チームは日々切磋琢磨しております。
メーカーが独自の特許技術を開発して、浸透率を上げる効果的な機能を化粧品に備えることに成功しました。
それが、『ライスパワーNO11』や『トリプルリペアシステム』、『ヒト型セラミド』、『チェーンモイスチャライジングシステム』などです。
それぞれ、肌奥に美容成分が浸透するような技術が組み込まれていて、美容成分が表皮層で破壊されないように工夫されています。
みなさんが化粧品を選ぶときは、このような浸透技術に着目してください。