馬鹿にできない『天然植物エキス』の効果
多くの化粧品に、『天然植物エキス配合』という言葉を見かけます。
植物エキスというと、「なんか怪しい」、「本当に肌に効果があるのか心配」、「植物エキスよりもコラーゲンやビタミンCをたくさん配合してほしい」といった意見が目立ちます。
確かに植物エキスよりも、医学的に根拠のあるコラーゲンやビタミンC、ヒアルロン酸などが肌に効果的と考えがちですし、それは間違ってはいません。
しかし、世界で人気のある大手化粧品メーカーでさえ、この植物エキスに着目して、研究開発を行っているのです。
きっと我々には知られていない科学的美容効果があるのだとは思いませんか?
東洋医学にも使われる植物成分
複数種類の植物動物の天然物を調合して薬にすることを、『漢方』と呼び、古くから東洋医学の根底に根付いていました。
漢方の由来は中国が発祥ですが、現在はアジアの多くが独自の成分を発見、研究、開発をしており、それは日本においても同様です。
対して医学的論点に基づいて処方されるメディスンは西洋医学の結晶と言われていますが、薬で治らない症状が漢方で治ったという例は数え切れません。
それほど、自然界に数多ある植物成分は、人体にとって無限の可能性があるのです。
しかし、植物エキスを抽出して、それが人体に影響がないと認められ、なおかつ美容に有効と判断されるまでには、数え切れないほどの実験と検証を行います。
つまり、化粧品に含まれている植物エキスとは、東洋の成分と、西洋の技術の集合体と言い換えることができます。
植物エキスの効果
現在化粧品に配合されている植物エキスは種類は数多くありますが、根本的な効果は似通っています。
- 肌の炎症の沈静化
- 保湿
- リラックス効果
- 肌荒れの抑制
- 整肌作用
などです。中にはヒアルロン酸よりも高い保水、保湿機能を持った植物もありますし、化学成分に代わって防腐剤の役割を担うものもあります。
効果的に肌に浸透することによって、コラーゲンやエラスチンといった美容成分の生成の働きを促す効果が期待できます。
植物由来の化粧品を購入するさいは、その植物の機能をご自身で調べるようにするのが、間違わない成分を選ぶコツとなります。