肌ケアの最初の準備。化粧水で保水する
当サイトのテーマでもある『保湿』。
若く美しい肌を手に入れるためには、保湿が必要不可欠です。
その最初に試みる化粧品が『化粧水』です。
安物の化粧水は駄目
もしかしたら、「化粧品は美容液だけお金をかけている」と言う女性もいるのではないでしょうか。
しかし、これは大きな間違いです。
肌に十分な保湿を実現するためには、最初の化粧水が肝心となります。
まず、化粧水の目的を確認してみましょう。
化粧水は保水だけじゃない
化粧水と言えば、肌に水分を補給する役割だけと誤認されている人がいます。
しかし、最近は技術も発展して、保水以外にもメラニンの生成を抑える効果や、ビタミンCを補給してコラーゲンを生成する効果があるものがほとんどです。
また、化粧水は次に使う美容液の浸透率を高める働きもあります。
化粧水は数百円で買えるものから、数千円、1万円前後するものもありますね。
高い化粧水になると、それだけ含まれている成分も貴重なものになりますし、メーカーの独自の技術で浸透率を上げるといった工夫がされています。
安物の化粧水の欠点
では、チープな化粧水を使うと、どのような欠点が考えられるのでしょうか。
まず挙げられるのは、『アルコール臭』です。
化粧水にはアルコール成分が必ず含まれていて、成分表には「エタノール」と表記されていることもあります。
このアルコールは殺菌消毒の役目や、他の成分を混ぜ合わせる大切な働きがあります。
しかし、安物になると、このアルコールの成分が強く、肌がアレルギー反応を起こすことがよくあります。
また、品質が劣化してくると、特有のアルコール臭がきつくなったり、肌がヒリヒリして炎症を起こすこともあります。
さらに、アルコールには水分を蒸発させる働きがありますので、肌に合わないまま使い続けてしまうと、乾燥肌の体質になることも考えられます。
どんな化粧水がおすすめなのか
化粧水を選ぶ際に着目する点は、『浸透技術』です。
表皮からの保水は、そのほとんどが真皮まで到達することはありません。
化粧水をした直後は素肌はもちろん弾力がでますが、真皮層は砂漠のようにカラカラ。
そこで、メーカーが独自の技術を使って、いかに有効成分を肌の奥に浸透させるかを競っています。
また、化粧水においてもはや定番となっているのが『セラミド配合』です。
セラミドは真皮層に存在する肌に弾力やハリを与えるクッションのような役目。
保湿はセラミドなくして実現はしないと言っても大袈裟ではありません。
当サイトで紹介している化粧品においても、『アヤナスディセンシア』、『米肌』、『ヒフミド』、『つつむ』の4つの製品はどれもセラミド配合をPRしています。
それだけ大切な成分となるので、しっかりと覚えておきましょう。
ブースターの利用もおすすめ
化粧水や美容液がなかなか肌に染み込んでいる実感がない方や、基礎化粧品を使った1時間後には肌が乾燥しているという方は、ブースターを使ってみてはいかがでしょうか。
ブースターは化粧水の前につけることによって、その後の化粧品の浸透率を高めてくれる効果があります。